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ムンク『セイントクラウドの夜』ムンク『マラーの死』

ムンク『マドンナ』

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)
1863-1944年 フランス
叫び』で有名な画家ムンクは、ノルウェーでは紙幣に印刷されるほどの国民的画家で、人の生死や根幹に存在する、孤独、嫉妬、不安などを見つめ、人物画に表現した。ムンクは5歳の時に母親を亡くし、14歳の時に姉を亡くした経験から、病気や狂気、愛や死について深く観察し表現するに至ったと言われる。
ムンクは写実主義の風潮が支配的なノルウェーで生まれ育ち、その後パリのレオン・ボナのアトリエで学んだ。このときにゴーギャンゴッホなどのポスト印象派の画家に大きな影響を受け、特にゴッホから影響は強く代表作『不安』などで"渦巻く背景"が使われている。作風は表現主義的な画家として知られる。生涯未婚を貫いたムンクだったが、恋愛(不倫が多かった)は何度もしており、1902年の夏には以前の恋人のトゥラ・ラーセンとトラブルになり、発砲事件も起きた。その頃から精神が不安定になってアルコールに溺れるようになり、精神病院に入って療養生活をすることもあった。有名な作品が19世紀末の1890年代に集中しており、「世紀末の画家」のイメージがあるが、1909年にノルウェーに戻った後も制作活動を続け、没したのは第二次世界大戦中の1944年である。

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¥ 15,800

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『マドンナ』はムンクのベルリン滞在期の作品。タイトルのマドンナとは、この絵がイエスの母マリアを描いたものであることを示しているが、20世紀に入る前は聖母マリアの肖像画は品の良い熟年の女性として描かれるこしかなかったのを本作では十代と見まがうほど若く描かれている。身をわずかによじらせている姿は官能的で肉体の美しさを遺憾なく表現している。
ムンクは1894年から1895年にかけて5つのヴァージョンの『マドンナ』を制作している。1889年からパリのレオン・ボナのアトリエで学んでからムンクの絵画は写実的なものから象徴的なものへ変わっていった。1890年代に制作した『叫び』、『接吻』、『吸血鬼』、『マドンナ』、『灰』などの一連の作品を、ムンクは「フリーズ・オブ・ライフ」(生命のフリーズ)と称し、連作と位置付けている。
「フリーズ」とは、西洋の古典様式建築の柱列の上方にある横長の帯状装飾部分のことで、ここでは「シリーズ」に近い意味で使われている。これらの作品に共通するテーマは「愛」「死」そして愛と死がもたらす「不安」である。
Madonna 1894-95年 油絵 キャンバス90 x 68.5 cm | ムンク美術館 (ノルウェー オスロ)





ムンク




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